カテゴリ:感想-ゲーム(PS3)( 7 )




ワールドサッカーウイニングイレブン2012(PS3)

こんにちは。

NHKのBSサッカー中継のカードがショボくなった気がする今日この頃。性懲りもなく、たたき売りされていたWE2012を買ってみました。

WE2011を楽しんだ後、評判の高いFIFAシリーズも遊んでみたのですが、残念ながら馴染めませんでした。なんていうか、洋ゲーって感じなんですよ。試合の操作感やCOMの動きはFIFAの方が断然優れていると思いますが、全体に漂う洋ゲーテイストに馴染めず・・。ここら辺保守的かなあとも思うのですが、やっぱWEの方が落ち着きますね。

で、WE2012ですが、操作面は2011よりも簡単になっていて、スルーパスなどは、ホーミング機能がついてるんじゃないかと思うくらい、前線の選手の足元に吸い付きます。クロスを上げるよりも、横からペナルティエリアにスルーパスを送り込んだ方が得点のニオイがするくらいです。そうすると、変なスライディングシュートで合わせてくれます(笑)。全体的に、スライディングシュートが目立ち、なんだかなという感じです。そんな無理矢理撃ってくれなくてもいいのに。

サイドの動きはかなり改善されていますが、キーパーの動きは劣化した気がします。ニアサイドにシュートしたら、横っ飛びのポーズになって、さっきまでキーパーがいた空間をボールが抜けていったのには苦笑するしかないですよ(笑)。また、2011よりど真ん中へのシュートが決まりやすい気がします。なぜこうしたのだろう。

ディフェンスにディレイ動作が追加されたのは面白そうだと思ったけど、これは失敗かも。僕が、BALモードでばかり遊んでるから悪いのかもしれませんが、COMのディレイを駆使した一対一は、脱力感が漂うものになってます。向かい合ったままディフェンダーがズルズル後退していき、仕舞いにはペナルティエリアにまで侵入される。そこで一気に抜き去られてゴール・・。おいおい、なんのためのディレイだったんだ!?と突っ込みたくなります。

正直、試合中の操作面では2011の方が楽しいです。少なくとも僕にとっては。なので、廉価版WEをお探しの方には2011がオススメです。

2012で一番気に入ったのは、クラブオーナーモードですね!おまけ的な位置付けなのですが、これにははまりました。なんせ、ゲーム内で50年以上遊びましたんで(笑)。2012になっても、マスターリーグでの監督モード倍速観戦は実装されておらず、がっかりだったのですが、その分オーナーモードはサクサク遊べていいですね。

フォーメーションが変えられなかったり、選手を勝手に売り飛ばされたり、監督のトレーニングが極端だったり、微妙なところはあるのですが、自分が作ったチームを見守っていくのが妙に楽しく、気付くとちょくちょく遊んでしまいます。

最大の敵は、勝手に自チームの選手を売り飛ばすCOMです(笑)。移籍期間は目を光らせていないと、主力選手がバンバン売りに出されます。そんで、その代わりにしょっぼい選手をつれてくるんです。チーム編成上、要らなくなった選手はなかなか売れないのが世知辛い。年棒の関係で最悪クビにするしかないんで(泣)。

名選手の引退後、転生したときの争奪戦は燃えます。優秀な若い選手を移籍金ゼロで手に入れる大チャンスですからね。COMとの争奪戦は熾烈で、一度にたくさん転生すると、メインターゲットをしぼりこんでおかないと、ことごとくかっさらわれてしまいます。目当ての選手が3人獲れれば大成功。あとは、チームの主力になるまでじっくり育てます。

この世代交代が楽しくて仕方ないんです。オーナーモード、もう少しつくりこんでくれませんかね・・。WEの別の楽しみ方に化けそうなのにな。マスターリーグの倍速観戦もぜひぜひ導入してほしいところです。

ちょっと変則的な遊び方ながら、十分楽しめました。でも、定価で買う気はまだしないなあ。もう少しなんだけどな。2013も安くなったら試してみよう。ちなみに、WE2012は、2013年3月4日現在で480円でした。

ではでは、この辺で。
[PR]



by 3minute | 2013-03-04 22:09 | 感想-ゲーム(PS3)

ワールドサッカー ウイニングイレブン 2011(PS3)

こんにちは。

サッカーの試合を観ていたら、ふとサッカーのゲームがやりたくなったので、ウイニングイレブン 2011(以下WE)を買ってみました。

WE2013が発売されて間もないころだったから、2年落ちということで安くなっていたのを買いました。WEをプレイするのは10年ぶりだし、アクション要素のあるゲームのプレイを極めてやろうという気は全然なかったので、ちょうどいいかなあと。

以下、あんまりうまくないし、極める気もないし、もちろんオンライン対戦なんてする気もない、適当プレイヤーのレビューです。

・・・

さすが10年ぶりということで、画面は驚くほど進化してます。すぐ慣れてしまったけど、すごいレベルにあることは間違いないです。でも、選手の動きの質はあまり変わってないですね。顔と名前と能力値は有名選手だけど、たまに頭の悪い動きをする・・。やっぱ、WEだなあって感じです(笑)。

操作面は結構難しいです。WEってこんなに難しかったかなあ・・?足元へのパスのボタンを押しても、そこに味方選手がいない場合は狙った場所になかなか蹴ってくれないし、パスボタンを押す長さの強弱も慣れるまで少しかかりました。

なんだか、セガのヴァーチャストライカーにはまってたときを思い出しました。失敗パスの山の中で、うまくいったときは、「そう、そこそこ!そこに出したかったんだよ!」とすごく気分が良くなる。まあ、それほど難しいわけでもないので、僕が下手なだけだと思いますが(笑)。

シュートも方向キーを押しすぎるとおもいきり外すし、ファーサイドに流し込むシュートを正確に打つには、さじ加減を体得する必要があります。また、敵マーカーに体勢を崩されていたりすると、枠になかなか飛びません。PKも難しい!

ディフェンスも、体を寄せただけでファールをとられたり、ぜんぜん危険なプレーじゃないのにファールになるのは新鮮でした。っていうか、オールアウェーのような判定に感じるんだけど、気のせいじゃないと思う!また、DFの動きがおかしいせいで、スルーパスが妙にとおるような?

スルーパスが出る→DFが敵選手に寄せる→そのDFが一瞬パスカットをなぜか狙う?→また敵選手に寄せる。この謎挙動おおかげで、無理目のスルーパスがよく通るのはいただけないなあ。スルーパスが通るのは良いんですが、嘘っぽく感じちゃうんですよね。ここは残念。

全体的に難しくて、もう少し簡単なイメージがあっただけに、ちょっとびっくりです。

チーム全体を動かすのは大変なので、自分の分身を作成してちまちま楽しむ「ビカム・ア・レジェンド」モードがお気に入り。ゲームポイントを貯めれば、最初から全能力99の選手でも始められますが、少しずつ成長していくのを楽しむのが、僕には合ってるみたい。

基本FWでプレイしていて、絶好のチャンスでシュートミスすると、思わず天を仰いでしまうし、素晴らしいシュートが決まったときは思わずガッツポーズをしたくなります。自分の他は味方選手もCOMが動かしているので、チャンスの数も限られてくるだけに、これは熱いです!年甲斐もないですが。。

それにしても「ビカム・ア・レジェンド」モードは、もう少しCOMが賢くなると、もっともっと面白くなるのに。

中盤と前線は悪くないけど、縦に急ぎすぎるところがあるので、数的優位が作れないならば作り直してほしい。DFラインで満足にパス回しもできないのはちょっと。あぶなっかしくて見てられない。一番ひどいのはサイドライン際の動きで、スローインをもらったりすると、後ろにマークにつかれているのにターンすることが多い。で、ボールを取られたりまたスローインになったりする。「アホかオノレは!!!」と何度憤然としたことか。

まあ、それもゲームの一部として楽しんでいるわけですが。気が短い人には向かないゲームかもしれません。試合前の設定で、自分がボールを持ったらどう動くかなどを、簡単に決められるといいんですけど。「サイドに開く」とか、「カットインしてくる」とか、「オーバーラップしてくる」とか。「フォローの間隔」とか、微妙な調整ができてもね・・。

ウイニングイレブンタクティクス時代にはあった、単純明快さがあると良いなあ。なんか、中途半端にリアル志向に走るあまり、遊びにくくしている気がするんですけど。これはゲームなんだから、わかりやすけりゃいいのに、ってのは粗雑すぎる考えかな?

ウイニングイレブンタクティクスが好きな僕としては、マスターリーグを監督モードで遊べるというのも楽しみにしていたのですが、シンプルな監督業を楽しみたいという人には、あまり楽しめるモードではないですね、これは。

一番の難点は、倍速モードがないこと!!!!!

無駄に太字を使ってしまいましたが、これは理解に苦しみます。だって、他のモードには倍速モードがあるんですよ。なんで、監督モードで使えない!?(最新版の2013ではすでに解決しているかもしれませんけど)監督モードの試合を3倍速で観戦できるようにするだけで、ずいぶんと遊びの幅も広がるはずなのに・・・。僕のような技を極めてやろうと思っているわけでもないサッカーゲーム好きには、絶対需要があると思うんですが。

ってか、2011の画質でウイニングイレブンタクティクスの続編を作ってほしいです。あれはまさに名作だったから・・少なくとも僕にとっては。ちょっと話がそれてきましたね。

色々書きましたけど、ゲームとして十二分に面白いです。定価では買う気しないけど、2000円くらいだったので、大満足です。次はFIFAの数年落ちを試してみようかな。

ではでは。
[PR]



by 3minute | 2012-12-06 23:08 | 感想-ゲーム(PS3)

テイルズ オブ エクシリア(PS3)

こんにちは。

途中までしかやってないゲームについて感想を書くのもどうかとは思ったのですが・・。最近の据え置き機RPGについて少し思うところがあったので、その辺を少し書いてみます。うまくまとまるかはわかりませんけど。

エクシリアは、申し訳ないけど「竜頭蛇尾」という言葉がぴったりくると思います。オープニングは気合が入ってるし、最初の街の夜景の美しさは、ひょっとしたらFFを超えたかも?と思うほどの造形美があって、最初はすごいなーと感心していたのですが、オープニングでミラとジュードが立っている場所をクリアしたあたりで、ストーリーへのついていけなさが限界に達し、プレイする気力がなくなってしまいました。残念。

RPGってゲームの中のキャラクターを動かすことで世界を楽しむのが中心になるので、そのキャラクターについていけなくなったら、楽しさも何もないです。どんなに陳腐なストーリーであっても、キャラクターに愛着を感じられれば、それは僕的に良いRPGと言えます。

ストーリーが良ければより可なのは違いないですけど、ストーリーには好き嫌いが分かれるので、RPGのストーリーは基本、王道の陳腐といわれるような使い古されたもので構わないと思うんです。奇抜なものは求めてない。

なのに、驚かしてやろう!壮大さを感じてもらう!というようなストーリーをがんばって用意してもらっても、プロット(物語全体のあら筋を前もって構成しておく設計図)先行の大きな展開が続くと、よほど丁寧に描きこまない限り、キャラクターの心情に矛盾や疑問が生じてくるのは当然。そうなると、RPGとしての魅力が低下してしまいます。どうも最近、大作とよばれるRPGに、そういうのが多くないですか。このエクシリアもそうなわけです。すくなくとも僕にとってはそうでした。

細かい部分は大切だと思うんです。エクシリアで言えば、例えば下のような部分。

・巫子さんは明らかに重大な背反を犯したのに、あいつは仕方ないなぁくらいで済ませてしまうのはおかしくないですか。
・ジュードとアルヴィンは、忘失から自己を取り戻した後、レイアに土下座くらいはすべきじゃないでしょうか。あるいは扱いを改めるとか。
・王様の殺害に直接・間接的にかかわっているにもかかわらず、その後の混乱に誰もほとんど何も考えようとしないのは如何か。
・精霊界のじいさんの行動があっさり方向転換されるのは???あそこまでやったなら最後まで徹底して斃れてくれないと説得力がない。
・ガイアスはすごいすごいと作中でいわれてるけど、いろんな面で、かなり行き当りばったりな気が。側近の選抜もなんか微妙。
・ジュードは主人公の一人なんだから、もう少し自分なりの旅の方向性を打ち出してくれないと。ミラにまかせっきりで、自分であまり考えてないんじゃないかなと感じてしまう。
・ジンの扱いが作中でがらりと変わりすぎでは。

他にも色々ありますけど、大きな「?」を書いてみました。ストーリー的には、最初からそういう流れにもっていくつもりだったんだと思える合理性を持っているのに、場面場面の描きこみが粗く、キャラクターに愛着を感じさせないのが残念。なんか、似たようなゲームがあったなあと思ったら、FF13もそんな感じでした(FF13の方がヒドかったけど・・)。

奇をてらわなくていいから、しっかりとパッケージされていて、できれば製作者の愛着を感じられるRPGが遊びたいです。テイルズについては、次に期待ってとこかな?前作のヴェスぺリアやグレイセスはすごく面白かったので!

なんだか真面目なテイストのきじになっちゃいましたね。
ではでは、この辺で。
[PR]



by 3minute | 2012-01-03 14:22 | 感想-ゲーム(PS3)

テイルズ オブ グレイセス エフ(PS3)

こんにちは。

最近、田中芳樹氏の小説ばかり読んでます。アルスラーン戦記1~9巻(角川文庫時代のやつ)を一気に読み終えて、高い筆力と構成力、魅力的な登場人物達とスピード感あふれる展開、と田中氏の小説の魅力を再確認してしまいました。銀河英雄伝説、創竜伝、夏の魔術と進んで、今はさすがにおなかいっぱいです(笑)。

さて、表題の「テイルズ オブ グレイセス エフ」ですが、ちまちま遊ぶ予定だったのが、近年まれにみる(?)スピードでクリアしちゃいました。RPGでこんなに熱中させてくれたゲームは久しぶりです。

ストーリーは、テイルズにしてはあっさりした部類だと思います。物語はラントという国境の町から始まるのですが、再びラントに戻ってきたときは「え、もう世界一周しちゃったの!?」ってな感じでした。それだけに展開も早く、なかなかにひきこまれます。

大作と呼ばれるほどのRPGだと、ストーリーが長大なのが常で、飽きさせないように山場をいくつもつくりつつ、ストーリー展開自体はゆったり、というものが多いのですが、グレイセスはその点コンパクトかつスピーディで、一気に楽しめる素地があると思います。

一番のウリは、戦闘の楽しさでしょう!もう2D戦闘に帰れないんじゃないかと感じるほどの完成度。テイルズの戦闘は通常攻撃を2~4回当てて、特技・奥義につなげていくのが定番でしたが、それがない。全部の攻撃に技の名前がついていて、通常攻撃だけで組み立てていくことすらできてしまいます。

最初はややこしそうだなぁ・・と思いましたが、ボタン連打でもOKな間口の広さがあり、そこから工夫を重ねていけるつくりなのがいいですね!また、ステップの性能が高く、バックステップだけでなく、アラウンドステップ(敵の側面に回り込むステップ)が楽しすぎます。

というのは、敵の攻撃で威力の大きなものは発動前の動作が入るのですが、それを確認してからでも避けることができるんですよ。敵の攻撃パターンを見切ってしまえば、華麗に受け流しつつ攻撃を叩き込むこともできるわけで、アクションがあまり得意ではない僕でも楽しめるレベル。ヴェスぺリアの戦闘も完成度高かったけど、今後はグレイセスの方向性で進化していってほしいなぁ。

不満点もないわけじゃないです。グラフィックは、なんだか妙にカクカクしているところがあって、ヴェスぺリアの方が間違いなく上です。ストーリーも強引というか説明不足なところが散見されます。たとえば、アスベルとアスベル父は、親子して言葉が足りなさすぎです。手紙なりなんなり伝達の手段はあろうに、それをしないからみんなにうらまれたり冷たくされるはめに(笑)。

ともあれ、最近発売されたRPGでは傑出した意欲作だと思います。PS3持っていて、RPGが好きで、アクションに拒否反応がないのならば、間違いなく楽しめるはずです!
[PR]



by 3minute | 2011-02-21 23:00 | 感想-ゲーム(PS3)

戦場のヴァルキュリア(PS3)

こんにちは。

少し前の話になりますが、PS3のS-RPG「戦場のヴァルキュリア」をクリアしました。据え置き型ゲーム機は携帯ゲーム機の進化におされ気味ですが、据え置き型機ならではのパワーを生かしたスケールと新しい試みを両手いっぱいに抱え込んだ良作だと思います。

携帯機はいつでもはじめて止められる利点が非常に大きく、正直、据え置き型機は立ち上げるのも億劫になっていましたが、そんな僕でも(?)最後まで楽しくプレイすることができたのですから。

このゲームの良さは、システム面の斬新さなど色々あるのですが、必要以上にうじうじ悩んで暗くならず、適度な緊張感を最後まで維持しているストーリーにあると思います。ストーリーが暗くてつまらないと、どんなに面白くても先に進む気がおこりませんからね。

ストーリー的に「戦争モノ」と「差別モノ」を扱いながらも、押し付けがましくなく、常に清々しい雰囲気を保ちつつ、シリアスさもちょっぴりのぞかせる。エンターテインメントとして高いレベルにあると思います。

ゲームのストーリーは単純明快で明るいものが良い、と思っている僕は楽しめましたが、もちろん好き嫌いは分かれると思います。いかつい戦車に「エーデルワイス」というお花の名前をつけるような、ファンタジックというかある意味少女趣味的なところがありますので、映画「プラトーン」や「プライベート・ライアン」などが好きな人は、ちょっと受け付けないかもしれません。逆にスタジオ・ジブリなどのふんわりとした作品が好きな人は、すんなりとこのゲームの世界観に入れると思います。

まあ、この人死にそうだな~と思ったところで本当にあっさり死んでしまったり、敵将のマクシミリアン君がただの大艦巨砲主義のお坊ちゃんに成り下がっているところなんかは気になりましたけどね。そこは各々の感じ方かもしれません。



このゲームでは、ユニットの状況把握&指示はS-RPGおなじみの地図上で行われるのですが、ユニットの移動&攻撃はそのユニットの目線でアクションゲームのように操作して行います。もちろん基本はS-RPGですから、高度な操作技術は必要とされませんし、敵は基本的に棒立ちです。技術を磨いて敵をばったばった倒していくものではありません。

でも、このシステムは、各マップの「箱庭」としての完成度をストレートに体感できるところが素敵なのです。様々な仕掛けが施された箱庭を走り回り、敵を発見し、攻撃し反撃される・・マップ上の駒を動かすだけでは感じにくかった楽しさがそこにあります。

ユニットの移動をそのキャラクターの目線にしただけでこうも違うとは。マップ上ではわかりづらい高低差や障害物なども、このシステムですと、実に自然に表現できているんです。草むらに潜んでいる敵兵や、土嚢に隠れて射線を張って抵抗してくる敵兵、建物のわきからにょきっと飛び出す戦車の砲身、遠くで不気味に動き回る敵兵・・などなど。この箱庭感覚は実に新鮮で楽しかったです。

ただ、ストーリーの雰囲気はライトですが、ゲーム性はなかなかにハードです。よく考えて戦いを進めていかないと、あっという間に死屍累累の惨状を呈するのでご注意!敵兵はどこに潜んでいるかわかりませんし、先を急ぐと手痛い反撃を食らってしまいます。まあ、じっくりと考えながらユニットを進めていくのが面白い部分なんですけどね。



本筋のストーリーや戦闘以外も、本を読み進めていく感覚で進めていけるところや、ある程度ストーリーを進めていくと選択肢が増えていく「訓練開発」、一度遊んだマップを何度でも遊べて経験値やお金を集めることのできる遊撃戦闘、2週目以降も楽しめるやりこみ要素など、実に丁寧に作りこまれています。不便を感じるところはほとんどありません。

「?」というところも、もちろんあります。首都ランドグリーズから遠く離れた場所に野営しているのに、平然とランドグリーズの各施設が使えたり、敵の後頭部に銃弾を叩き込んだ少女が「うんっ♪」と笑顔を見せたり。妙にリアルにするよりも良かったとは思いますが、最初は違和感を感じましたよ。

色々書きたいことは山ほどありますが、長くなってきたのでこの辺で。PS3有数の好タイトルであることは間違いないので、PS3持っていたら遊んでみるのはいかがでしょうか^^
[PR]



by 3minute | 2010-03-17 21:08 | 感想-ゲーム(PS3)

テイルズ オブ ヴェスペリア(PS3)

こんにちは。
PS3版ヴェスペリアをクリアしましたので、感想などをちょこちょこと書いてみました。


テイルズシリーズは、強烈な面白さがあるわけではなく、穏やかな面白さとでも表現したくなるところがあります。それは、メインストーリーとは別にキャラクター個々の描写が実にうまく、仲間内での掛け合いなどを楽しむ割合が、他のRPGよりも大きいのが原因かなと僕は思います。

例えば、戦闘後の台詞。ちょっとしたやりとりの中に、仲間がだんだんとうち解けていく様や、普段は見せない素顔が具間見れたり、実に芸が細かい(さらに言うと、レベルアップの台詞も変わります)。スキット(移動中に見ることができる仲間うちの雑談)やサブイベントも交え、キャラクターが生き生きと動き回るのです。今作は、パーティメンバーの仲が良く、家族のような雰囲気があるから余計です。

個人的には、主人公格のユーリとエステルを別にすると、つっこみ役でありながら同時にいじられキャラでもあるリタ、臆病でつっぱしり気味だけどみんなに愛される弟分のカロルが良かったです。この2人がいなければ、ゲーム全体の雰囲気はもっと殺伐としていたでしょう(笑)。


戦闘システムは、2Dではなく3Dで展開されます。僕的には仲間の動きにあわせてコンボが決めやすい2D戦闘の方が好きではありますが、バトルフィールドを縦横無尽に動き回れる3D戦闘も悪くないなという印象でした。

敵に向かって一直線に突撃するだけでなく、フリーランを使い側面から攻撃することで戦闘を有利に運べたり、ポジショニングを考えるのが楽しい。また、秘奥義の他にフェイタルストライクやバーストアーツといった攻撃方法もあり、これは2Dでは実現しにくかっただろうなぁという要素が山盛りに。3D戦闘も着実に進化しているようです。

フェイタルストライクのシステムはシンプルかつ爽快でいいですね!ある条件を満たすと敵に魔方陣のようなシンボルが現れます。そこですかさずR2ボタンを押すと、ズバーーッと派手なエフェクトと共に強烈な攻撃が決まります。雑魚敵なら即死級の威力です。ど真ん中直球のボールをホームランにした感じ(?)とでもいいましょうか。戦闘にメリハリをつける点でも優れていると思います。


メインストーリーは王道かつ堅実な作りです。クリアしてからあらすじをひととおり読み返してみましたが、長大な割に無駄は動きは少なく、きっちりとまとめられています。どんでんがえしでびっくり!というような要素は少ないですが、安心して遊べるように作られていますね。

はっきり言って、主人公のユーリそのものがストーリーといってもいいくらいで、確固とした自己をすでに持っているという、ちょっと珍しい主人公であるユーリの魅力を前面に出しています。特に第一部の最期の展開は見事で、思わずひきこまれてしまいましたよ。

テーマとして「おのれの正義を貫く」というものがありますが、「正義」というより「自分」とした方がすっきりくるかもしれません。というのは、途中から正義の扱いがぼやけてくるからです。そこは万人向けに作らなくてはならない大作としての苦しいところだとは思います。

個人的な感想ですが、今作で一番その「正義」を貫き通したのは敵役のイエガーだったような気がします。ユーリはちゃんと自分の正義にもとづいて行なったことへのけじめを、ゲーム中でつけるべきだったと思います。エンディング後の後日談などで、その辺も描かれていれば完璧だったのですが・・。


とまあ、色々書いてきましたが、最後まで遊んでみて、とてつもないクオリティとボリュームで、新世代機でのRPGのスタンダードとなりえる完成度でした。これでもかと詰め込まれたアイディアに、シリーズを通して培ってきたノウハウを土台とし、ハイレベルなグラフィックと快適なインターフェースを支える技術力も兼ね備えています。これはすごい・・です。ここまで作りこまれたRPGはそうそうないでしょう。

ただ、ゲームの基本設計については非の打ち所のないものですが、このゲームの評価は、上で触れたようなキャラクターと戦闘システムに合うかで分かれてくると思います。その辺りは各人の好みになりますが、僕としては100時間近く遊ぶ気になった久しぶりのRPGで、PS3やX-BOXを持っているならば、是非お勧めしたいタイトルです。好みにはまったならば、大きな満足を得られると思いますよ!
[PR]



by 3minute | 2010-03-17 21:00 | 感想-ゲーム(PS3)

ブレイドストーム(PS3)

僕にとっての初PS3のゲーム「ブレイドストーム」をクリアしました。プレイ時間が30時間ちょっとなので、最近のゲームとしては短い方かな?まあ、フリーミッションなどやりこみがあるので、そこで終わりではなさそうですけど。

このゲームは無双シリーズを作ったチームが作成したゲームみたいです(あまり詳しくはないけど)。なので、画面構成的には無双シリーズによく似ています。ただ、内容はかなり違います。なんて言うか、表現しにくいジャンルのゲームなんです。

アグレッシヴな作品とでも言いますか。



無双シリーズはひとりで大軍につっこむ楽しさがあるゲームでしたが、このゲームは自分の部隊を率いて、イギリス軍かフランス軍のどちらかの軍に参加する形で戦場に出ます。

なので、他の部隊の動きや、各拠点の攻略状況などを考えて兵を動かしていくシミュレーションゲームっぽい要素が強く反映されています。実感だと、アクション半分、シミュレーション半分といった感じでしょうか。

自部隊のみで敵をなぎ倒していくこともできますが、どちらかというと仲間の動きや敵の動きをよく見ながら、戦場を往来していく方が、このゲームの醍醐味を味わうことができるのではないかと思います。

こういうゲームって自分以外の味方部隊はクソみたいに弱いのが常ですが、このゲームに限ってはかなり強くて頼りになります。特に有名武将と一緒に行動すると、そのすごみを体感できるでしょう。

エドワード黒大使の部隊は、常に他の部隊と一緒の上に、一つ一つの部隊が恐ろしい強さを持っています。低レベルの部隊で近づくと、あっさり一蹴されます。まあ、同じ条件(レベル)ならば、自分の部隊が一番強いですけどねw



キャラメイキングはシンプルで、顔のパターンなんかは多彩とは言えません。中には、どうみてもオーランド・ブ○ームだろこれ!というような顔もあって、肖像権侵害で訴えられそうなくらい似てます。リアルです。

戦場に出てみると、チュートリアルみたいな軽い戦闘が入るので、説明書を読んでいなくても、スムーズに部隊の動かし方を覚えることができます。まあ、攻撃の指示と特殊攻撃の指示くらいしかないんですけど。

マップが少しみづらくて、最初は自分がどっちに進んでいるのか良くわからないかもしれません。ただ、マップ切り替えで近接マップにすると、北の方角に矢印がつくので、おおよその方向はつかめます。あとは全体マップと切り替えながら進んでいけば、迷子になることはないと思います。要は慣れですね。



最初のうちはお金がないので、適当にそのへんにいる部隊の指揮をとって攻めることになります。兵種は選べないに等しいですけど、序盤に自分に合った兵種をみつけることが大切かもしれません。

と言いますのは、序盤を越えたあたりから所持金に余裕ができてきて、自分でお金を出して3つまで傭兵部隊を雇うことができます。以後、この傭兵部隊編成がカギとなり、その辺にいる部隊はほとんど使わなくなります。

部隊枠3つというのは少ないと思います!それくらい色んな兵種がいて迷うんですよ。基本的には、万能型の長剣系部隊を抑えつつ、機動力のある騎兵系部隊、最後にレベル上げしたい又は面白そうな部隊で編成するのが僕のやり方です。

色んな編成方法があると思いますけど、頼りになる部隊はきちんと用意しておいた方が良いです。僕は長剣系部隊の「大剣」部隊が万能な上にそう快感もありお気に入りで、この大剣部隊を中心に他の部隊も徐々に育てていきました。

終盤になると、魔法使いとか戦象部隊とか出てきて、「オイ、そりゃやりすぎだろ!」ってくらいのハチャメチャぶり。リアル志向かと思ったら、意外とゲームっぽい遊び心があって憎いです。いくらヨーロッパにいろんな文化が入ってきた時代とはいえ、忍者までいるとは・・ありえないってばよ。



ストーリーは、百年戦争の英雄たちを少しずつ描きながら、傭兵として大成していくというオーソドックスなものです。百年戦争の英雄たちと言っても、エドワード黒太子やジャンヌ・ダルクくらいしか知らなかったのですが、コーエーお得意の歴史の中から探し出してきた(?)魅力的な人物でいっぱいです。人物像の描写は、史実とはかなりかけ離れているとは思いますけどね。

他にもいろいろ書きたいこともあるのですが、すでに長くなってきたのでこの辺で。PS3の性能をまじまじと感じられる上に、アグレッシヴで遊び心に満ちたこの作品、PS3を持っているならば、遊んでみてはいかがでしょうか^^


○オマケ:お気に入り部隊ベスト3

一位 大剣(長剣系)

衝撃波を飛ばして、離れたところを攻撃できるソードウェーブが楽しすぎですw 強化すると、敵の大軍の半分くらいがぶっ飛びます。笑いが止まりません。苦手の騎兵系ユニットに関しては、ホースバスターで一撃のもとに斬り伏せられるし、ほんと万能です。部隊を整列させて、いっせーのせっ!で突進してくる騎兵をなぎ倒すのは楽しいです。


二位 騎士槍(騎兵系)

騎兵系ユニットは、機動力と歩兵への優位性で一見使いやすそうですが、小まわりがきかず、弱点の部隊には圧倒的に弱いという、クセの強い部隊です。ただ、突撃系のスキルを鍛えていくと、驚くほど楽しい部隊に変わっていきます。大器晩成型のユニットと言えるでしょう。敵を完全に制圧せずに、各地を素早く転戦して敵戦力を殺いでいく戦法が好きです。


三位 戦象(戦象系)

ワイルドスタンプで敵をふみつぶしながら驀進するのが楽しいです。笑っちゃうくらい。小まわりの利かなさは騎兵以上ですが、その分破壊力抜群です。まあ、調子に乗りすぎて、弓兵部隊に射られて戦死することもしばしばですけど・・。
[PR]



by 3minute | 2007-03-19 23:04 | 感想-ゲーム(PS3)
「ドンテン」って面白い響きですよね。晴天が一番だけど曇り空も悪くない・・かも。こつぶな記事のあつまりです。
by 3minute

カウンター

検索

画像一覧